テーラワーダ仏教の思い出 その8

マハーシ瞑想で良かったのが、歩く瞑想ですね。

初心者には、座る瞑想だと中々と集中がしにくいけど、歩く瞑想だと自分の身体を動かすので、妄想と眠気とかに巻き込まれにくかったです。

マハーシ瞑想を修行してた時は、歩く瞑想と慈悲の瞑想を中心にやってました。
これだけでも、人生の価値観が変わるぐらいの効果があって、ますます、テーラワーダ仏教にハマることになります。

テーラワーダの思い出 その7

瞑想を始めた当初は、瞑想中の妄想に悩まされました。
荒唐無稽な妄想ではなく、現実に近い妄想でしたので、妄想してると気づかずに瞑想してることがたびたび起きてました。
後、朝方に自分が襲われる悪夢を観たりで、自分の妄想力の強さに参ってました。
それぐらい妄想力が強かったので、慈悲の瞑想とかがイメージしやすかったので、効果が大きかったです。

その6

戒律を守りだすと、次は娯楽作品も段々と観たくなくなってきます。

ある時期はかなりストイックになっていて、世間とのズレが出てきましたね。
もちろん、出家願望も芽生えてきます。

そもそも、集中力をつけるのが目的だったのに、何故か悟りを目指しだすという不思議なことになってました。

今まで、カルト宗教は友達を介して、中身をみて宗教ってやっぱりダメだなと思ってたのが、瞑想がある事で宗教アレルギーがなくなり、そのまま、宗教が持つ世界の凄さに取り込まれてたようですね(続)

その5

テーラワーダの瞑想修行を進めるうえで、仏教の五戒の重要性が分かってきました。
五戒が守れないような生活に身を置いていると、心が乱れてきますから、瞑想も深まっていかない。
日本仏教が力がなくなったのは、戒律を捨てたからなのかと、当時は強く思ってました。


その4

スマナサーラ長老の所と並行して、グリーンヒル研究所にも行く。
ここは、スマナサーラ長老の所より、宗教色を薄めて、瞑想に重点を置いてやってる。
身体や心をスマナサーラ長老の所より、深くみていく感じでしょうか。

グリーンヒル研究所の短期合宿や長期合宿に何度か参加することで、瞑想が深まったり、全然上手くいかなかったりを繰り返します(続)

その3

日本で宗教といえば、オ◯ムや◯価学会という名を思い浮かべる人も多いかと思います。
やはり、日本人が宗教をやるのは抵抗があって、現代で宗教活動する人達はそこと向き合わないといけません。

テーラワーダ仏教、おもにスマナサーラ長老の場合は、徹底的な日本仏教や他の宗教を批判、自分たちの宗教とは一線を引くことで発言権を得てきたのかと思います。

日本仏教が、現代日本人の心の問題を解決出来るとは思えなかったので、瞑想会でのスマナサーラ長老の話は直接、心の問題に触れてる感じがして素直に聞けました(続)


その2

スマナサーラ長老の本は、今まで読んだ仏教書より分かりやすく、何より日常のラベリングのやり方も載っていて、マインドフルネスって言葉は知ってたけど、「こうやってやるんだ」という感動がありました。

これは直接、会いに行かねばということで、瞑想会へと向かうのでした(続)